ケアマネージャーの仕事

ケアマネージャーの仕事には、アセスメントやケアプランの作成だけではなく、介護保険の保険給付が行われるまでの業務「給付管理」というものがあります。利用者の負担額は1割ですが、あとの9割は介護保険から支払われていますね。ケアマネージャーの仕事である給付管理を怠ると、利用者に高額な負担をおわせる結果となりますので、重要な仕事であると言えます。

ケアマネージャーの仕事「給付管理」の基本的な流れとしては、作成したプランと実際に行われたサービス提供を確認し、最終的な利用者負担を算出、帳票を作成し国保連に請求します。ケアマネージャーの仕事「給付管理」は月々行えば良いというものではなく、日々管理していかなくてはいけない業務です。

プラン通りにサービス提供が行われていればいいのですが、サービス内容が変更されることは珍しくはありません。ケアマネージャーの仕事は、利用者やサービス事業者の都合で変更されたプランで支給限度額がオーバーしていないか、しっかり管理していかなくてはいけないのです。

ケアマネージャーの仕事は忙しく、担当が増えれば増えるほど管理は大変になってきますね。ケアマネージャーの仕事がどんなに大変でも、利用者には関係ありません。たとえ利用者の都合で変更されたものであっても、負担額が増えればクレームの原因となってしまいます。ケアマネージャーの仕事は、給付金が適切に支払われるまで責任を持って遂行しなくてはいけない業務なのです。

ケアマネージャーの仕事内容と言えば、アセスメントをしてケアプランを作成することですが、ケアプランを作成するには、要介護認定を受ける必要があります。ケアマネージャーの仕事内容の一つとして、まず要介護認定の申請があります。要介護認定の申請は、利用者自身で行うこともできますが、ケアマネージャーは代行することができるのです。

ケアマネージャーの仕事内容には、要介護認定のための訪問調査もありますが、通常は市町村職員が行うものですね。ケアマネージャーの仕事内容に訪問調査も含まれていますが、原則としてケアプラン担当以外のケアマネージャーが行います。訪問調査で利用者の要介護が認定されると、介護保険サービスを利用するためのケアプランを作成しなくてはいけません。

ケアマネージャーの仕事内容であるアセスメントとケアプランの作成業務は、利用者自身でも作成することが可能で、利用者に委託された場合、作成に入ります。ケアマネージャーの業務内容がケアプラン作成だからと言って、勝手に作成してはいけません。利用者の話を聞き、まずはケアプランの原案を作成します。

どんなサービスを受けるのか、利用者に選んでもらったのち、サービス提供者とも意見交換し合いながら、適切なケアプランを作成していきます。ケアマネージャーの仕事内容は、ケアプランを作成した後も続き、利用者からケアプランの同意を得た後、ケアプランに沿ってサービス提供を実施していきます。