ケアマネージャーの給料

ケアマネージャーの給料は、一般的に平均月収が25万円前後と言われています。このケアマネージャーの給料は、厚生労働省やJCMAなどの調査結果が示している数値なのですが、純粋にケアマネージャーだけの給与ではないことに注意が必要です。

ケアマネージャーの給料は、兼業している職種や地域、基礎資格によっても多少、給与は異なってくるようですね。ケアマネージャーの給料は、なかなか昇給することがなく、若い頃には満足していた給料も年齢を重ねるごとに生活が苦しくなってくる人が多いようです。

ケアマネージャーの給料を上げようとすると体力が持たず、頑張り過ぎることで辞めてしまう人もいるのが現状です。特に、ケアマネージャーの給与だけで子供を育てるのは厳しく、十分な仕事をするには時間が足りな過ぎるという意見が目立ちます。

ケアマネージャーの給料を上げようと思えば簡単にあげることができると言います。不要なプランを組み、件数を増やすことで稼ぐことはできるけれど、信用・信頼もまたケアマネの仕事であり、遣り甲斐を感じているからこそ割の合わない給料に不満が募るのでしょうね。ノルマをこなすことで稼ぐ仕事ではなく、専門職としての待遇を希望する人がほとんどではないでしょうか。

ケアマネージャーの年収は、厚生労働省の調べによれば平成19年は平均385.9万円の収入だということです。ケアマネージャーの年収は、平成14年の平均434万円からじわじわ減り、平成18年に平均382万円の収入まで下がったところで、再び年収アップとなっています。

女性ケアマネージャーの年収は、女性会社勤務の年収に比べ差はほとんど見られません。むしろケアマネージャーの年収の方が多いという会社もたくさんあると思います。ですが男性ケアマネージャーの年収は、男性会社勤務の年収と比べると大きな差が出てきます。

サラリーマンの年収の特徴として、勤続年数で年収がどんどん上がっていきますよね。ケアマネージャーの年収はというと、勤務更新しても昇給しにくい職業と言えます。ケアマネージャーの年収は、ボーナスにより大きく変わってきますが、平均ボーナス額は65万円ほどの収入です。

独立ケアマネにはボーナスがありませんから、年収300万円を切ってしまう人も多いですよね。ほぼボランティア精神で働いているというケアマネの本音は、やはり年齢に合った人並みの年収が欲しいということです。男性ケアマネは家族を養うことが難しく、共働きしている家庭が多いようですよ。