ケアマネージャーの試験

ケアマネージャーの試験には、保有資格によって「解答免除」が受けられます。ケアマネージャーに必要な知識の中で、資格保有者なら知っていて当然、改めて試す必要はないという前提で、免除されるのですね。ケアマネージャーの試験は全60問出題され、資格がないまたは特定国家資格がない場合は全てに解答しなくてはいけません。

ケアマネージャーを目指すホームヘルパー2級の資格を持っている人や相談援助業務従事経験者などは、免除が受けられませんね。ケアマネージャーを目指す資格保有者で、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士は、「福祉サービス」の15問が免除され、国家試験の45問に解答します。

ケアマネージャーを目指す資格保有者で、薬剤師、保健師、助産師、看護師、準看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、栄養士、管理栄養士、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士、視能訓練士、柔道整復師は、「保険医療サービス基礎」の15問が免除され、国家試験の45問に解答します。

ケアマネージャーを目指す資格保有者で、医師、歯科医師は、「保険医療サービス基礎」「保険医療サービス総合」の計20問が免除され、40問に解答します。医師・歯科医師資格を持っている人で社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の資格を保有している場合には、「介護支援分野」以外の35問が免除され、25問に解答すれば良いということになります。看護師などの資格と社会福祉士などの資格の重複は、「保険医療サービス基礎」「福祉サービス」の30問が免除され、国家試験の30問解答となります。

ケアマネージャーの試験時間のチェックはしましたか。ケアマネージャーの試験は、解答免除の問題数に応じて試験時間が異なります。ケアマネージャーの試験間近の学習には、問題集の時間を計りながら行うと思いますが、自分が受ける試験時間をしっかり知っておきましょう。

ケアマネージャーの試験時間は、免除なしの60問で2時間あります。ケアマネージャーの試験時間は、どうやら5問につき10分間短縮される計算のようで、解答免除の試験時間は次のようになっています。

ケアマネージャーの試験時間は、45問で1時間30分、40問で1時間20分、30問で1時間、25問で50分となっています。ケアマネージャーの試験勉強をする時、1問2分以内で解ける練習をしておくと良いかもしれませんね。

問題を読むのが遅いという人も時間を計りながら勉強するうちに、読むスピードが速くなってきます。問題文が長い問題、苦手な問題、ひっかけ問題などでも時間を使いすぎないように試験対策しておくと良いですね。